連載 訪問看護で出会う“横綱”級ケースにくじけないための技と型、教えます・3
連続飲酒のループから抜け出せない
小瀬古 伸幸
1
1訪問看護ステーションみのり奈良
pp.462-467
発行日 2017年9月15日
Published Date 2017/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200396
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よかれと思ってしたことが……
困難ケースの共通点として、本人の望ましくない行動に対し、家族や支援者がよかれと思い先回りをして解決に当たっていることがあります。
例えばアルコール依存症の人が飲食店で泥酔して物を壊したような時に、壊した物の片付けや迷惑をかけた相手への謝罪を本人の代わりに家族がするといったことです。
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