連載 イイネ!その業務改善・8
看護師長が病棟スタッフから評価を受けて
小野 悟
1
1岐阜県公益社団法人岐阜病院
pp.248-251
発行日 2017年5月15日
Published Date 2017/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200358
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看護師長としてこれでいいのだろうか
2014年4月、私は当時所属していた精神科救急病棟(40床)において、副主任から看護師長となりました。当初は自分のケアに対する姿勢を評価してもらえたという喜びと共に、果たして自分に病棟管理が務まるのだろうかと自分自身の資質に対して強い不安を抱いていました。
新任看護師長に対する十分なバックアップ体制がなかったため(現在は管理者研修がありますが)、日々のアクシデントに翻弄され、自己を客観視する指標もなく、役割や成長過程に日々不安や困難感をかかえたまま、“看護師長としてこれでいいのだろうか”と自問自答する日々を過ごしていました。
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