特集2 やってみたらすごかった―絶望からの逆転介入法
行動制限せずに異食を防ぐ環境を整えたら、褥瘡の早期治癒と精神安寧につながった
松田 浩子
1
,
松本 智秋
1
1くまもと心療病院
pp.45-49
発行日 2012年9月15日
Published Date 2012/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101078
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当院は、322床の病床を持つ精神科単科の病院で、昨年(2011年)創立50年目を迎えました。2010年には日本医療機能評価の更新認定を受け、委員会活動も活発におこなっています。褥瘡対策委員会は、2002年に立ち上げられました。褥瘡専任看護師の指導のもと、各病棟に配置された褥瘡対策委員が、褥瘡予防や早期治癒に取り組んでおり、筆者もその1人として活動しています。
今回は、私の所属病棟(慢性期閉鎖病棟 入院基本料15対1)の患者さんに褥瘡が発生した経過と、その後の看護について報告させていただきます。
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