特集1 看護が行う認知行動療法
統合失調症の場合
三上 勇気
1
1福井県立大学看護福祉学部精神看護学
pp.2-21
発行日 2010年5月15日
Published Date 2010/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100707
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幻聴・幻覚・妄想があるために
それが命じるままに動いてしまう患者さん、
引きこもっている患者さん、
大声で他者を威嚇する患者さん、
暴力をふるう患者さん、
自分の身体を傷つける患者さん、
確認行為が止まらない患者さん……
精神科の現場では、このように幻覚・妄想が患者さん自身に多大な困難を与えているケースがたくさんあります。
これまで認知と妄想が密着している場合、その認知を変えるのは困難だと思われてきました。
しかし、認知行動療法ならば打つ手があります。
ぜひ看護の立場を活かした、看護ならではの認知行動療法にトライしてください。
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