特集3 看護学生へ、当事者が伝えたいこと
B.授業のなかのディスカッション
木挽 秀夫
1
,
当事者
1名古屋医師会看護専門学校
pp.78-81
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100693
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1週間後の2コマ目の授業では、まず、教員と当事者がディスカッションする形での公開座談会を学生に見てもらいました。
テーマ「現在の看護の考え方について、どう思う?」
●幻聴や妄想への対応について
木挽(教員):現在、看護の教科書には、妄想や幻聴への対応について、否定も肯定もせず、症状の背景にある苦しさを共感できるようにかかわりなさいといったような内容が書かれています。今聞いてどのように感じますか?
当事者8名いっせいに:それって聞き流すってことですか?
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