連載 技法=以前・1【新連載】
形から入れ!
向谷地 生良
1,2
1浦河べてるの家
2北海道医療大学
pp.89-95
発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100366
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私は現在、札幌近郊の大学で精神保健福祉士の養成コースの教員をしながら、北海道の浦河町という片田舎にある病院の非常勤のソーシャルワーカーとして現場をもち、あわせて「浦河べてるの家」の支援者の1人としての役割を果たしている。札幌在住の、べてるつながりのメンバーとの週1回のミーティングも楽しみである。
住んでいる浦河と大学は、距離にして約210kmある。この4年間で、車の走行距離も16万kmを超え、小さなボディのあちこちから悲鳴が上がっている。計算すると1年のうち、ちょうどひと月を車の運転に費やしていることになり、毎年地球を1周していることになる。
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