特集2 「行動」に着目するMORI式看護過程が精神科看護をとらえやすくする
【実践編】情報をどう分析し、看護目標、看護計画を立てるか
森 千鶴
1
1国立看護大学校・精神看護学
pp.55-68
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100030
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では、実際にこの「行動に着目した看護過程」がどのように展開していくのかを、事例を通して紹介していきたいと思う。
【事例紹介】(架空の事例です)
患者名:A
対象者:21歳・男性
診断名:統合失調症
入院形態:医療保護入院
家族:40歳代の両親。父は会社員、母は専業主婦である。兄がいるが結婚しており別居している。
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