特集 新任研修・現任教育をどうするか
【インタビュー】人のどこをみて選び,何を伝えるのか―日本在宅看護システム(株)における新任者の採用と研修
村松 静子
1
,
稲留 佳子
1
1日本在宅看護システム(株)
pp.406-411
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902470
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技術のある人より素質の良い人
本誌 特集テーマは新任職員の研修なのですが採用と研修は不可分に結びついているので,まずこちらではどんな方を訪問看護婦として採用されているのかを,かいつまんでお聞かせください.
村松 これまでの変化からお話しした方がいいでしょう.当初の採用条件は,10年以上臨床経験があってICUまたは脳外科を経験している人というかなり厳しいものでした.その条件はどこからきたのかといえば,在宅看護研究センターを始めた3人がそうだったからです.ところが,それが必要条件でも十分条件でもないことに3年くらいたってから気づきました.ICUとか脳外科の枠を外そうということを考えたのです.
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