特集 これからの在宅介護支援センター―介護保険の導入を視野に入れて
現場からの報告
町立の複合施設併設型支援センターとして
長谷川 まり子
1
1ゆきくに大和総合病院ホームケアステーション・大和町在宅介護支援センター
pp.16-22
発行日 1998年1月15日
Published Date 1998/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901717
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大和町在宅介護支援センターの役割
大和町は人口1万5千人余で,高齢化率は21.9%である,大和町在宅介護支援センター(以下,支援センターと略す)は1か所のみで町立病院(199床)に併設している.また,当施設は大和医療福祉センターと称し,町立病院と町保健課と広域事務組合立の特別養護老人ホーム(100床入所施設,10床ショートステイ,A+C型デイサービス,訪問入浴サービス,配食サービス)と町立訪問看護ステーションと社会福祉協議会立ヘルパーステーションの5つの施設から成り立つ.その中に支援センターがある.これらのサービスが十分に機能し提供されるように組み立てることが大きな役割となる.
また,町の中には診療所立のデイケアが2か所と訪問看護ステーション1か所,農協が運営するデイホーム,近隣町の老人保健施設2か所と併設するデイケアとの連携も大きな役割となっている.
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