在宅介護用品をモニターする
足上げ自助具「足軽クン」の作製―片麻痺患者の入浴自立への援助
瓦谷 末子
1
1在宅介護用品研究会
pp.513-515
発行日 1997年7月15日
Published Date 1997/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901688
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片麻痺患者では,入浴の際,衣服の着脱,洗体動作,浴槽への出入り等,介助を必要とする場合が少なくない.特に,浴槽への出入りを介助する場合には,介助者自身びしょ濡れを覚悟で患者を抱えることもある.
今回は,浴槽への出入りの際,患側の下肢を自力で持ちあげる自助具(足軽クン)の作製や入浴方法の工夫により,介助者なしで,ひとりで入浴できるようになった事例を紹介する.
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