連載 “生きる”って?―こころに残る諸体験をひもときながら・4
病いから見えてくるものがある―がんに侵された知人との往復書簡
山本 勝美
1
1青葉学園短期大学
pp.330-335
発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901303
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はしがき
自分はこれからこのうえなく重みのある手紙を書かなければならない―そんな状況に立たされたことはありませんか。
人生には時として,改まった思いで机に向かい,筆を取り上げていわば自分の全存在をかけて一文字ずつ記してゆく―このようないとなみを体験することがあります。
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