特集 居宅介護支援事業者の現在
特集2
専任・兼任のメリットを活かした運営を目指して―聖隷福祉事業団の取り組み
松井 順子
1
1聖隷ケアプランセンター浜松
pp.971-975
発行日 2001年12月15日
Published Date 2001/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901257
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介護保険の制度も流れも不透明ななか,居宅介護支援事業者としてのあり方(形態)を見極める余裕もないままに事業をスタートさせ,まずは事業を軌道に乗せなければという強迫観念にも似た感覚を覚えながら走った1年半。今になってやっと立ち止まり,自分たちの居宅介護支援事業所が行なってきた事業や運営について検討・見直しをする視点を持てるようになったと感じている。そして,この1年半,必死に事業所を運営してきた中から,ぼんやりとではあるが,居宅介護支援事業者の目指すべき方向が見えてきたようにも思う。
そこで,今後のよりよい運営の視点が見出せればと考え,この1年半の事業所運営についてまとめてみた。
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