特集 事例検討のススメ
滋賀県水口町における多職種参加のケースカンファレンス―保健婦の役割に焦点を当てて
堀井 とよみ
1
1水口町保健センター
pp.249-257
発行日 1996年7月15日
Published Date 1996/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901166
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保健・福祉・医療の包括的サービスを目指す水口町
水口町は滋賀県の南部に位置する人口約35,000人の町です.高齢者をとりまく現状は,平成8年3月1日現在高齢化率13.7%,独居老人世帯は全世帯の4.0%,高齢世帯は全世帯の3.3%,ねたきり老人数は,ねたきりランクABC以上95人,痴呆性老人は痴呆ランクIIb以上が70人という状況です.平成5年度に策定した水口町老人保健福祉計画にそって高齢者施策をすすめています.
このような環境のもと,平成7年12月1日に保健センターに隣接して町立在宅介護支援センターと町立訪問看護ステーションを開設しました.そして保健センターの横に社会福祉センターがあり,そこにヘルパーが勤務しています.
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