特集 「低栄養」打開の鍵は、多角的な栄養アセスメント—低栄養と病態を結びつけ、ケアに活かす!
—【低栄養×病態 実践報告❸】—褥瘡のある人へのアプローチ
朝倉 之基
1,2
1Nurse Innovation株式会社
2FiveStar訪問看護・栄養管理Station
pp.38-42
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202066
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弊社は東京都町田市に位置する訪問看護ステーションである。看護師9人、理学療法士2人、言語聴覚士1人、管理栄養士1人、事務員1人という組織構成で、利用者は町田市や相模原市の方を中心に65人程度で、月間訪問件数は600件ほどの規模で事業を行っている。医療依存度の高い利用者もおり、頻回な訪問を要する状態の方も少なくない。いつでも緊急の依頼を受けており、必要な人に必要なケアを届けることを大事にしている。
本稿では、これまで定期的な外来通院しかしていなかった人に進行した褥瘡が発生し、在宅で関わった事例を紹介する。
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