特集 「低栄養」打開の鍵は、多角的な栄養アセスメント—低栄養と病態を結びつけ、ケアに活かす!
—【低栄養×病態 実践報告❷】—不安定な肝性脳症の人へのアプローチ
坂本 由規子
1
1赤穂市民病院看護部
pp.34-37
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202065
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筆者は病院で勤務していますが、以前は併設の赤穂市訪問看護ステーションで13年間管理者として勤務していました。本稿では同ステーション時代の事例を紹介いたします。
居宅介護支援事業所を併設した赤穂市訪問看護ステーションは、兵庫県赤穂市にある、看護師8〜10人、併設病院兼務のリハビリスタッフ2〜3人の組織です。決して大きな規模ではありませんが、地域で唯一の機能強化型訪問看護療養費(筆者在職時はⅡ、現在はⅠ)や訪問看護強化体制加算を取得するステーションで、併設病院の医師のみならず、市内の診療所や地域外の専門医からの指示書のもと、小児から高齢者、看取りまで24時間365日体制で運営しています。
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