特集 失敗する前に教えてほしかった……! 訪問看護に来ていきなり必要になる看護技術
洗髪
佐藤 直子
1
,
岩本 大希
2
,
國居 早苗
3
1中央パートナーズ株式会社東京ひかりナースステーション
2WyL株式会社ウィル訪問看護ステーション江戸川
3医療法人社団プラタナス桜新町ナースケア・ステーション
pp.274-277
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202000
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洗髪は、清潔を維持するための技術であり、同時に「快」を提供する技術です。一方で、急性期病棟では実施する場面が少ないために経験に乏しく、また、現場でのアレンジが求められることから、訪問看護の新任者が戸惑いやすい技術でもあります。不慣れさから、療養者の首に水を垂らしてしまったり、寝衣を濡らしてしまったりと、かえって不快感を与えてしまう結果になってしまうことも。
ここでは、首の後屈が難しい疾患の療養者も多いことを踏まえ、フラットな状態でできるおむつを使った洗髪の方法を紹介します。なお、現場では、訪問入浴や簡易浴槽での入浴、ケリーパッドの使用など、他の方法を検討する必要もあることを申し添えておきます。
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