特集 失敗する前に教えてほしかった……! 訪問看護に来ていきなり必要になる看護技術
腹部マッサージ
佐藤 直子
1
,
岩本 大希
2
,
國居 早苗
3
1中央パートナーズ株式会社東京ひかりナースステーション
2WyL株式会社ウィル訪問看護ステーション江戸川
3医療法人社団プラタナス桜新町ナースケア・ステーション
pp.278-281
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202001
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便秘は、入院期間の短い病棟においては、患者と医療者双方にとって「問題」として顕在化しづらいものです。しかし、在宅療養の場となると、便秘は重要な問題として浮上します。療養者の生活をサポートする訪問看護にとっても当然、便秘の有無は関心事になるはずです。
そのような中で、侵襲が少なく、本人にとって気持ちのよいケアという理由から、訪問看護では腹部マッサージを行う機会が病棟以上に多く存在します。しかし、教科書によって説明の記述が異なるなど、確立した手順がないために、新任者にとっては混乱しやすい技術でもあります。
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