連載 まちケアプロジェクト探訪記・第1回【新連載】
まちになじむケアの活動を探しに行こう!
堀田 聰子
1
,
西上 ありさ
2
,
密山 要用
3
1慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科
2株式会社studio-L TOKYO
3東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター医学教育学部門
pp.303-309
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201667
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在宅療養生活を俯瞰して見ると、その人の居宅だけがぽつんとあるのではなく、必ずその周囲に〈まち〉が存在し、その人の生活や生き方に影響を与えています。そのことに目を向け、〈まち〉そのものがケアの機能を持つことに可能性を見出して、既存の枠組みにとらわれずに活動する専門職が増えてきました。
本連載では、〈まち〉で行われている〈ケア〉の活動を〈プロジェクト〉と捉え、始める・続ける・うまくいくポイントを実際の事例から学んでいきます。インタビューを通して活動のプロセスと壁の乗り越え方を可視化し、人材・お金・情報・デザイン・制度・しくみなど、活動のキモとなった要素を掘り下げます。コロナ禍で活動するコツももちろんチェック。自分の活動の参考に、連携先探しに、きっとヒントが見つかります。
第1回の今回は、インタビューや取材先選びにご協力いただくナビゲーターの3人に、地域での活動や、本連載で注目していくポイントについてお聞きしました。
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