Japanese
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特集 包括医療と肝胆膵画像―検査の流れはどう変わる?
わが国にDPCはなじむか?
Is DPC Viable in Japan?
川渕 孝一
1
Koichi KAWABUCHI
1
1東京医科歯科大学大学院医療経済学分野
1Division of Health Care Economics,Tokyo Medical and Dental University
キーワード:
DPC
,
DRG/PPS
,
包括評価
,
調整係数
,
DIC
Keyword:
DPC
,
DRG/PPS
,
包括評価
,
調整係数
,
DIC
pp.731-739
発行日 2004年11月15日
Published Date 2004/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100261
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要旨 包括部分に限ってみると肝胆膵分野においても「処置なし」「手術なし」が「処置あり」「手術あり」よりも,その累積点数が高いケースが散見されるDPC(diagnosis procedure combination).これが包括評価に利用されたことで,画像診断分野では,外来シフトや造影剤の後発商品化が助長されるだろう.事実その徴候は一部の特定機能病院で起こっている.その打開策は高性能の医療機器と放射線専門医を集約したDIC(diagnosis imaging center)の設立にあると考える.
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