連載 物語で紡いでいく在宅ケア いえラボからの活動便り・6【最終回】
学び直し、また歩き始める—懸命さに背中を押されて
いえラボ
,
編集室
pp.935
発行日 2020年12月15日
Published Date 2020/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201576
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本誌10月号の特集「学び直しの排便ケア」を読んで、私たちも排便を学び直しています。ココシリワーカーの会でも、「自分の排便アセスメントをしながら、日々の暮らし、仕事を振り返りませんか?」と声を掛けました。「いや〜、恥ずかしい」と遠慮されるかと思いきや、数名から「いいですよー」と快諾。そして、2週間後、「アセスメントシートつけています!」とメールが届きました。
2020年4月、ココシリたちが予定していた計画のほとんどが中止となりました。それらの多くはケア対象者たちの社会参加を基盤としたものです。“誰かと一緒に行う”ことの効果を実感していた矢先だったので、悔しさは相当でした。「“何かしなければ”と思いながらもう半年が経ってしまいます」と焦りを口にされた方も……。
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