特集 どうあることなのか、意思決定支援—「アドバンス・ケア・プランニング」とか「人生会議」とか
意思決定支援とはどうあることか—「人生の最終段階における医療ケアの決定プロセスに関するガイドライン」のポイント
紅谷 浩之
1
1オレンジホームケアクリニック
pp.386-390
発行日 2019年6月15日
Published Date 2019/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201197
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私は在宅医として福井県福井市を中心に訪問診療を行なっています。2011年に福井県初となる在宅医療専門クリニックを開業し、年齢や疾患を問わず、幅広い方々の自分らしい生き方と向き合い、その実現に向けたお手伝いをしてきました。また、2016年には外来のクリニックも始め、かかりつけ医として、命を脅かすような病気になる以前から、切れ目のない人生への関わりも続けています。
厚生労働省は去年、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」の改訂を行ないました。その検討会に構成員として参加し、現場での実践例を通して意見を述べてきた1人として、アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning:ACP)において重要視されるべきポイントについて、私なりの考えを伝えたいと思います。
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