特集 メリデン版訪問家族支援に注目! 本人と家族をまるごと支援すると、こんな変化が生まれます
【メリデン版訪問家族支援の構成要素】
❷1人ひとりのアセスメントが家族支援の基礎になる
小松 容子
1
,
佐藤 純
2
1宮城大学看護学群精神看護学領域
2京都ノートルダム女子大学現代人間学部福祉生活デザイン学科
pp.796-799
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201041
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メリデン版訪問家族支援(以下、ファミリーワーク)では、「本人を含めた家族1人ひとり」の面接を行ないます。じつはファミリーワークに出会う前の私は、家族への面接をあまり意識していませんでした。家族と話をする場合でも、いわゆる「キーパーソン」と呼ばれる家族の窓口になってくれる代表者とだけ話していたように思います。また、家族に面接をするといっても、その焦点は当事者の病いや、当事者の回復に当たっており、家族1人ひとりの回復をめざした関わりというものはほとんど意識してこなかったように思います。
だからこそ、ファミリーワークの「家族1人ひとりと面接し、家族1人ひとりの目標を志向した関わり」というものが、私にとって斬新でしたし、新たな視点となりました。
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