特集 看護小規模多機能型居宅介護で質の高いケアと経営を両立させる—調査結果と現場からみえてきたポイント
「在宅ケア」を核に連携・協働を—在宅医からみた看多機運営の勘所
斎藤 忠雄
1,2
1斎藤内科クリニック
2ケアステーションるぴなす
pp.570-572
発行日 2018年8月15日
Published Date 2018/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200976
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倉本富士夫さん(仮名・84歳)は9年前に脳梗塞を患い、右片麻痺、失語症、車いす生活。長男家族との二世帯住宅ですが、日中は高齢の妻と二人暮らしです。
4年前の正月、誤嚥性肺炎で入院した際に手術不能の直腸がんが見つかりましたが、高齢であること、化学療法や外科的治療は負担が大きすぎること、また予後も3か月程度と予想されたことから、積極的治療はしない方針になりました。
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