特集 グリーフケアを考える—終末期のケアから、地域への働きかけまで
遺族研究にみる「望ましい終末期ケア」と「望ましい看取り」
青山 真帆
1
,
宮下 光令
2
1東北大学大学院医学系研究科地域保健学分野
2東北大学大学院医学系研究科緩和ケア看護学分野
pp.20-25
発行日 2017年1月15日
Published Date 2017/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200610
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在宅緩和ケアを主人と相談して決めました。自宅で1週間しか過ごせませんでしたが、決めたあとの主人はいら立ちもなくなり、穏やかに受け入れていったように思います。午後の優しい日射しのなか、住み慣れた自宅で、手を握って看取ったそのときを思い出すたび、寂しいですが、前向きに頑張れるように思います——。
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