特集 地域全体をつなぐ機能強化型訪問看護ステーション
機能強化型訪問看護ステーションが地域をつなぐ—「機能強化型訪問看護ステーションの実態と訪問看護の実施状況調査」から見えてきた現状と今後の展望
福井 小紀子
1
1日本赤十字看護大学
pp.506-516
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200483
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「機能強化型訪問看護管理療養費1、または2」が2014年4月の診療報酬改定において新たに評価されて以降、機能強化型訪問看護ステーション(以下、機能強化型)はわれわれのめざすべき具体像の1つとして示されたこととなり、多くの訪問看護事業所にとって、大きな励みになっているのではないかと考える。
この制度創設から約半年後の2014年10〜12月には、当時の次期改定(今回の2016年度改定)の内容を決定していくための実態把握と課題抽出を目的とした「平成26年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査:機能強化型訪問看護ステーションの実態と訪問看護の実施状況調査」(実施主体:厚生労働省保険局医療課)が行なわれた。
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