「みんな来て。一緒に訪問看護を続けよう」—地域の訪問看護力を底上げする機能強化型ステーション―聖隷訪問看護ステーション千本櫻井悦子所長に聞く

静岡県東部の沼津港から車で5分程度の場所にある聖隷訪問看護ステーション千本には、1匹の猫が住んでいる。その猫に招かれるようにして（？）集まった訪問看護師は16人。地域の新設ステーションからも、続々と訪問看護師が研修に訪れる。

2013年度の多機能化モデル事業に取り組み、この春から「機能強化型ステーション」としてスタートした。居宅介護支援はもちろん、ヘルパーステーションも併設し、来年には複合型サービスも開始する。招き猫顔負けに人を惹きつけるステーションが強化した「機能」とは、いったい何なのか？