特集 認知症当事者とともに学ぶ
【インタビュー】
—認知症の人とともに歩み、つくりあげる—自分が行きたい施設、生きたい社会とは
前田 隆行
1,2,3
1NPO法人町田市つながりの開
2NPO法人認知症フレンドシップクラブ
3NPO法人若年認知症サポートセンター
pp.211-215
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200408
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いま、全国から熱い視線を集めるデイサービス「DAYS BLG!」。そこでは認知症の人を、「ともに歩む、一緒に活動する人」ととらえる。だから、通ってくる人も“利用者”ではなく“メンバー”さんだ。1人ひとりのやりたいことの実現を第一に、地域に出て仕事やボランティア活動を展開する。スタッフは、彼らが自分の思いに向かって突き進んでいくのを、「後ろからそっとサポート」するスタンスだという。やりたいことに向かっていけることは、認知症かどうかは関係なく、誰にとっても大切なこと。「DAYS BLG!」を運営する、NPO法人「町田市つながりの開」理事長の前田隆行さんに、認知症の人とともに「すべての人にやさしい社会」をめざす取り組みについて聞いた。
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