特別記事
「看取りのドゥーラ」がもつ誕生と死を見通す視線—欧米における看取りの新たな展開
近藤 和子
1
,
たけなが かずこ
1
,
福澤(岸) 利江子
2
1マザーリング&ライフマネジメント研究所
2筑波大学医学医療系
pp.766-773
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200283
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「ドゥーラ」(doula)とは、古いギリシア語で「他の女性を助ける経験豊かな女性」という意味で、「妊娠・出産・育児の時期にある女性に寄り添う人」のことをいいます。
近年、アメリカやイギリスで、このドゥーラを看取りの領域で養成・活用する動きがあります。臨終ドゥーラ(death doula)・終末期ドゥーラ(end-of-life doula)・緩和ドゥーラ(palliative doula)などと呼ばれますが、本稿では、便宜上「看取りのドゥーラ」に統一します。
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