特集 在宅チームケアならできる! サルコペニア、フレイルの予防と回復
【多職種によるサルコペニア、フレイルの予防・回復】
作業療法士によるリハビリテーション栄養ケアマネジメント—摂食・嚥下障害と四肢体幹機能障害・糖尿病の男性が身体機能の改善を果たした事例
濱口 陽介
1
1川崎市北部リハビリテーションセンター
pp.580-587
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200236
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川崎市北部リハビリテーションセンター 百合丘障害者センターでは、川崎市独自の行政サービスとして在宅リハビリテーションサービスを提供している。当サービスは、障害のある方が住み慣れた地域で生活しやすいように、身の回りのことや家事・外出・就労などさまざまな生活および社会活動を行ないやすくし、活動の幅を広げるための支援を行なうものである。
総合相談窓口(身体障害・精神障害・知的障害)を設けており、本人・家族・病院・区役所・保健福祉センターなどからの相談を受け、実際の生活の場において、ケースワーカーによる調査、リハビリテーション科医師による診察や専門職による評価のもと、身体・精神機能、家屋状況、介助能力、生活歴や生活上の好み等を含めて包括的に評価し、地域の支援者・スタッフと協力して、目標と期間を明確にしたリハビリテーション(以下、リハ)を実施している。
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