特集 ユマニチュードは何が違うかⅡ—在宅・地域での活用可能性
【介護施設における活用可能性】ユマニチュードがくれる「穏やかに過ごす時間」—苦痛を伴う看護も心地よくスムーズに
石坂 美千代
1
1デンマークイン新宿
pp.374-377
発行日 2015年5月15日
Published Date 2015/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200188
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私が勤務している介護老人保健施設「デンマークイン新宿」(以下、当施設)は、東京都新宿区内の交通の便のよい住宅地にあります。
「デンマークイン」という名前は、高齢者福祉の先進国であるデンマークが掲げる「高齢者福祉3原則」(本人の意思尊重・残存能力の活用・生活の持続、p. 405)を守り、“INN(安宿)”のように気楽に高齢者の方々が宿泊し、食事をし、快適な生活を送れるよう、スタッフ一同がおもてなしをする気持ちでサービスを提供することを願って名づけられたものです。入所定員は160名(うち認知症専門棟40名)、通所定員は20名となっています。
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