特集 ユマニチュードは何が違うかⅡ—在宅・地域での活用可能性
【在宅移行(退院調整)における活用可能性】意思決定を支援する「信頼できる人」になるために—人としての絆をつくるユマニチュードの〈5つのステップ〉
盛 真知子
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1独立行政法人国立病院機構東京医療センター在宅医療支援室
pp.378-382
発行日 2015年5月15日
Published Date 2015/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200189
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国立病院機構東京医療センター(以下、当院)は、人口約48.8万人、平均高齢化率約19%(2010年)の東京都渋谷区・世田谷区・目黒区の2次医療圏において、34診療科を標榜している、救急医療と急性期医療を担う総合病院です。
当院では、早期に適切な退院支援・調整を行なうために、「高齢者総合的機能評価(CGA)」に準じて作成した「退院支援評価シート」を用いて評価しています。退院調整看護師は、主に自宅への退院を希望する患者と家族を担当し、療養場所の移行にあたっての意思決定支援と、療養・介護の環境調整のために、院内外の多職種と連携しています。
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