特集 機能強化型ステーションの“未来予想図”—地域拠点としての機能とは?
—【実践報告❷】—多機能化モデル事業から機能強化型ステーションへの展開—中核市の地域拠点としての取り組み
佐々木 真理子
1,2
1社会医療法人敬和会在宅事業管理部
2大分豊寿苑訪問看護ステーション
pp.792-797
発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200006
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2013年度厚生労働省老人保健健康増進等事業「訪問看護ステーションの多機能化に向けたモデル事業」(以下、多機能化モデル事業*1)は、訪問看護ステーションが地域包括ケアシステムにおける地域拠点となる可能性を示唆するものでした。当ステーションでは、これまでの実績を活かして、本事業の柱となった❶多職種による相談・助言機能、❷教育・研修機能、❸情報拠点機能の3つの機能(p.781)に取り組みました。また、2014年度診療報酬改定に伴い「機能強化型訪問看護管理療養費Ⅰ」を取得し、多機能化モデル事業での取り組みを発展させるかたちで、新たな実践を始めています。
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