特集 機能強化型ステーションの“未来予想図”—地域拠点としての機能とは?
―【座談会】―いま強化すべき訪問看護の機能とは何か?—地域の拠点となるステーションの役割
木戸 恵子
1,2
,
佐々木 真理子
3,4
,
山﨑 和代
5
,
和田 博隆
6,7
,
柏木 聖代
8
1株式会社ウッディ
2訪問看護ステーションはーと
3社会医療法人敬和会在宅事業部
4大分豊寿苑訪問看護ステーション
5社会福祉法人西宮市社会福祉事業団訪問看護課
6有限会社ナースケア
7訪問看護ステーションナースケア
8横浜市立大学医学部看護学科
pp.803-815
発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200008
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本年4月の診療報酬改定で「機能強化型訪問看護ステーション」が制度化されました。
地域包括ケアにおいて中核的役割を果たすステーションという位置づけです。
その要件として、24時間対応と看取り、重症者への対応、居宅介護支援との連携に加え、人材育成や情報提供、相談支援なども行なっていることが「望ましい」とされています。
機能強化型ステーションには、利用者への直接のサービス提供にとどまらず、さらなる機能をもち併せた、各地域の拠点となるステーションに発展していくことが期待されます。
では今後、強化したい訪問看護の機能とは何なのか?
機能強化型ステーションの布石ともいえる「多機能化モデル事業(p.780,798)」に取り組んだ4つのステーションの代表に、その“未来予想図”を語り合っていただきました。
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