巻頭インタビュー ケアする人々・29
“在宅化”はなぜ進まないか!?―地域包括ケアシステムで果たす訪問看護師の役割
宮島 俊彦
1,2
,
髙橋 紘士
3
1岡山大学
2前厚生労働省老健局
3国際医療福祉大学大学院
pp.511-518
発行日 2014年7月15日
Published Date 2014/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102831
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「社会保障・税一体改革」によって、地域包括ケアシステム構築がわが国の政策課題となり、実現すべき目標となった。
今年度の診療報酬改定や法律改正でも、それに沿った流れが強く押し出されている。
そこで、多層的な地域連携の構築の視点から多くの先進事例をみてきた髙橋氏と、厚生労働省で地域包括ケア研究会をつくるなど、関連の政策立案に深く関わってきた宮島氏が、改めて地域包括ケアの意味と、これまでの議論の流れから、それがどのような目的のために、どのようになされるべきか、現状の課題を示しながら語った。
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