特集 訪問看護の“プラットホーム”戦略Ⅱ―「訪問看護支援事業」を次なる一歩へ
―【実践報告❶高知県】―地域に根づいた「訪問看護相談」の6年間の取り組み
森下 幸子
1
1高知県訪問看護ステーション連絡協議会
pp.1029-1033
発行日 2013年12月15日
Published Date 2013/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102670
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高知県では2011(平成23)~2012(同24)年度に「訪問看護支援事業(以下、本事業)」を実施し、「コールセンター支援事業」をはじめとする4つの事業に取り組んだ。初年度は県看護協会がこれを受託したが、次年度には県訪問看護ステーション連絡協議会(以下、当協議会)に移管され、県内の全44ステーションが参加した。
当県では、県の単独事業として2008(平成20)年度から「訪問看護相談」に取り組んでおり、コールセンター支援事業を経て現在も自主運営し、すでに6年目に入った。気軽に電話できる相談窓口として、地域に根づきつつある。そこで本稿では、本事業に加えて、「訪問看護相談」への取り組みを振り返り、今後を展望する。
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