特集1 認知症の地域医療が変わる!
訪問看護を中心とした「初期集中支援チーム」の試行も
編集室
pp.31-33
発行日 2013年1月15日
Published Date 2013/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102397
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「認知症初期集中支援チーム」(以下、初期チーム)のモデル事業が、2013年度から始まる予定だ(p.14)。これに先立ち、そのスキーム(概型)を検討する試行も、全国3か所で始まっている。そのうち1つは「訪問看護ステーション」を中核に地域包括支援センターと連携しての取り組みである。
その中心となっているのは、ナースケアステーション(東京都世田谷区)・片山智栄所長だ。初期チームのメンバーは今のところ、片山所長を中心とする4名の訪問看護スタッフと、ステーション外から作業療法士、連携する在宅療養支援診療所の総合内科医・精神科医である。すでに3事例の「初回アセスメント訪問」を行ない、近く「チーム員会議」を開催する予定だ(2012年12月5日現在)。
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