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次号予告・編集後記
杉本
,
多淵
pp.1102
発行日 2012年12月15日
Published Date 2012/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102388
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訪問看護制度ができて20年。伸び悩んでいたステーション数が、ついに6000を突破! 嬉しいニュースです。でも、まだまだ需要には追いつきません。小誌の担当になって2年半。病院看護中心の雑誌・書籍づくりをしていた私は、すっかり訪問看護にハマってしまいました。なんて奥深く、やりがいあって、本質的なんだろう!と。時々「自分が訪問看護師になったら…」と想像してみるのですが、特集アンケートの結果をみると、その期待にはとても応えられそうもありません……。でも「訪問看護が好き! 興味がある!」だけは自信をもって該当します! これからも、日本中の看護師さんに、その魅力を喧伝していきたい。訪問看護への道の門戸が広く開かれますよう。
▼懸賞論文募集はじめました。ぜひ裏表紙をご覧ください。…杉本
人や組織は、情熱や一体感、喜怒哀楽といった定性的なものでこそ力強く動けるもの。元日本サッカー協会(JFA)会長、川淵三郎の言葉です。組織の上に立つ者は、効果や利益を追求する「定量的」発想だけでなく、「定性的」になれる目標を設定できるかどうかが重要。そうした川淵元会長の理念は、2050年のW杯優勝を目指すとした「JFA2005年宣言」にも表われています。今回お話をうかがった3名の若手所長からも、そうした「情熱」をひしひしと感じました。確固とした志をもち邁進する様に、訪問看護の明るい未来が想起されます。あの日、収録現場に満ちていた「熱さ」を、誌面を通じてみなさまにお届けできれば幸いです。…多淵
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