特集 わが家で看取る―当事者として在宅で
―父を看取って―親子は選べない関係ですから
宮子 あずさ
1
1東京女子医科大学看護学研究科博士後期課程
pp.902-904
発行日 2011年11月15日
Published Date 2011/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102028
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私は「作家の母」と「作家になれなかった父」の間に生まれたひとりっ子で、両親ともがいつも誰か他の人を好きになっている家庭で育ちました。
両親とも外に出る仕事でしたから、私の世話をしてくれたのは、父の生家に住み込みで働いていた元「ねえやさん」。私が生まれたときから一緒に暮らし、私が家を出てからも、ずっと両親と暮らしていました。いわば育ての母みたいなものです。
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