連載 事業収支を黒字化する経営戦略・第3回
安定した「黒字」経営を継続するには?―事業収支の安定した黒字化に関連する要因
清水 準一
1
,
池崎 澄江
2
,
津野 陽子
3
,
渡辺 美奈子
4
,
藤田 淳子
5
,
福井 小紀子
5
1首都大学東京
2千葉大学
3東邦大学
4茨城キリスト教大学
5日本赤十字看護大学
pp.862-866
発行日 2011年10月15日
Published Date 2011/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102013
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筆者ら研究班では、2010(平成21)~2011(平成22)年度の2年間、全国の訪問看護事業所を対して経営状況とそれに関連する要因を明らかにする調査を実施してきた*1・2。これらの調査の概要と方法は、本誌7月号特集記事(p.570~580)*3および8月号の本連載第1回(p.675~679)を参照していただきたい。
本稿では、このうち2009年の調査において継続調査への協力意向が示された511の事業所を対象に2010年に改めて行なった調査結果*2から、次の3つの経営指標に関連する要因についての分析結果を報告する。
❶2009年の収支比率(赤字か黒字か?)
❷2010年の収支比率(赤字か黒字か?)
❸2年連続して収支が黒字だったか?
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