連載 在宅ケア もっとやさしく,もっと自由に!・23
高齢化進む団地の商店街にがん相談の「暮らしの保健室」
秋山 正子
1
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション・白十字ヘルパーステーション
pp.682-683
発行日 2011年8月15日
Published Date 2011/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101958
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わが白十字訪問ステーションがある新宿区には、「戸山ハイツ」というとても大きな団地があります。昭和43~51年に建設され、総戸数3000、高層(エレベーターあり)から低層(階段のみ)まで35棟、約7000人が暮らしています。高齢化が急速に進み、いまの高齢化率は、なんと45%です。
その戸山ハイツの33号棟1階は商店街になっていて八百屋さん、肉屋さん、雑貨屋さん、クリーニング屋さんなどが並んでいます。中ほどの店舗は、シャッターが下りたまま、この10年来営業していない本屋さんでした。
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