特集 つながる、拡げる、ネットワークする これからのステーション経営
【実践報告】
―茨城県での取り組み―ケアマネジャーとのギャップを埋めて訪問看護の利用を増やす
柏木 聖代
1
1筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻
pp.652-655
発行日 2011年8月15日
Published Date 2011/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101950
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なぜケアマネとの連携に取り組んだのか?
在宅療養者の増加により、ますます訪問看護ステーションへの期待が高まっています。しかし、近年、訪問看護ステーションの休廃止が続いており、茨城県では、107事業所にまで増えた事業所数は、2010年12月現在、94事業所に減少しています。また、約8割は常勤換算数5人未満の小規模事業所で、約3割は赤字経営です。こうした影響もあり、2006~2008年の訪問看護利用者数・訪問件数(介護保険)の推移では、茨城県は減少傾向にあります。
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