巻頭インタビュー マグネットステーション・38
超高齢・過疎地のステーションだからこそ地域の“信頼・安全・広がり”の拠点に―紀南医師会訪問看護ステーションほほえみ、花尻潤子所長に聞く
河原 宣子
1
1京都橘大学看護学部
pp.617-622
発行日 2011年8月15日
Published Date 2011/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101943
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
日本は、2010年現在で23.1%が65歳以上の老年人口という、世界に類例を見ない超高齢社会に突入しています。今回お邪魔した三重県熊野市は、高齢化率36.89%、75歳以上人口も21.56%(2011年6月1日現在)を擁する、地方の農山漁村として典型的な超高齢・過疎地域。来るべき東南海地震・津波の脅威もささやかれるなか、この地域の在宅ケアを守り、はやくから在宅療養者のための防災・減災対策に取り組むステーションの“今”をうかがいました。
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.