連載 マグネットステーション インタビュー・3
―訪問看護ステーション「ことに」―柳谷幸枝所長
木村 憲洋
1
1高崎健康福祉大学健康福祉学部医療福祉情報学科
pp.173-177
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101018
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訪問看護ステーションのサービス方針
木村 訪問看護で大事にしていることについて簡単に説明いただけますか。
柳谷 訪問看護を利用される方がどんな障害,病気をもっていても,その方には残されたいろいろな力があるので,その力をうまく発揮できるような看護を展開していきたい,というのが日頃最も大切にしているところです。今年度は「自己選択・自己決定・自己管理」をキーワードにしてきました。これは十分な情報提供のうえで,選択,決定していただき,実践する,ということが1つ。もう1つは患者さんと接するなかで感じたことですが,実際はご自分でできるはずのことを頼まれることがあります。私たちが担うべきことと,ご本人が自立してできることを明らかにして,取り組んでいこうと考えてのことです。
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