特集 ホスピス発祥のイギリスから日本へ――在宅・地域緩和ケアの“近い将来”
主体は患者・家族――その人の力を引き出す相談支援の窓口をつくろう
秋山 正子
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1(株)ケアーズ,白十字訪問看護ステーション・白十字ヘルパーステーション
pp.860-863
発行日 2010年11月15日
Published Date 2010/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101719
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ゆっくり話を聞いてもらえる空間がほしい
高校の同級生から「すい臓がんで,あと3か月から6か月と言われたのよ。抗がん剤を毎週1回,痛み止めも使い出してね……」と久し振りの電話です。
一人暮らしをする彼女。これからどうなっていくのか? 死ぬときはどうなるの? この抗がん剤をやり続けている意味は何かしら? など,次から次へと心配や不安がわいてきます。
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