特集 小児訪問看護に取り組もう
子どもと家族のための小児在宅ケア―ネットワーク型の在宅医療とレスパイトケア施設うりずんの実践
髙橋 昭彦
1
1ひばりクリニック・重症障がい児者レスパイトケア施設うりずん
pp.601-605
発行日 2010年8月15日
Published Date 2010/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101662
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
はじめに
在宅医療との出会いは成人(主に高齢者)からだった。小児の在宅医療は勤務医としては叶わず,2002年に無床診療所を開業し小児の在宅医療も始めた。小児の在宅ケアでは,とくに子どもと家族の双方に関わる配慮が必要である。そのため,小児の在宅ケアに前向きに関わる訪問看護師の存在は心強い。
本稿では,ひばりクリニック(以下,当院)の在宅医療と重症児のレスパイトケア(日中預かり)サービスの取り組みについて紹介し,併せて子どもと家族に関わる仲間への応援メッセージをお伝えする。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.