訪問ほっとらいん
子どもたちにとって人工呼吸器は補装具―望まれる「生活支援行為としての医療的ケア」
大塚 孝司
1
1人工呼吸器をつけた子の親の会(バクバクの会)
pp.136-137
発行日 2009年2月15日
Published Date 2009/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101261
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人工呼吸器は,私たちの子どもにとっては呼吸を補助するために欠かせない「補装具」です。眼鏡をかけること,車椅子を使うことと同じことなのです。終末期医療の「延命装置」ではありません。
人工呼吸器と体をつなぐためには,「カニューレ」という器具を使います。カニューレは鼻や口を通して気管に入れるタイプもありますが,人工呼吸器をつけて在宅生活する場合には,管理がしやすいように気管切開(喉に穴を開ける)をしてカニューレを装着することが多く見受けられます。
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