連載 海外のホームケアから
アメリカにおける在宅ホスピス事情・1【新連載】
歴史と現状
福井 小紀子
1
1東京都立保健科学大学
pp.62-65
発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100613
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はじめに
アメリカの中西部に位置するミズーリ州セントルイス市にあるBarnes-Jewish-Christian Hospice(以下,BJCホスピスと略)という在宅ホスピスを視察する機会を得た。本稿では,アメリカのホスピスについての文献レビューならびに,看護職(以下,ナースと略),ソーシャルワーカー(以下,MSWと略),チャプレン,ホームヘルスエイドとの同行訪問,教育ディレクターへのインタビュー,チームミーティングへの参加などを通して得た情報をもとに,アメリカの在宅ホスピスについて,①歴史と現状,②運営システムおよび,③各チームメンバーの役割の順に連載する。さらに,わが国における在宅ホスピスケアのあり方について考察する。
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