特集 麻酔分娩
麻酔分娩—その歴史と現状
長内 国臣
1,2
1横浜警友病院産婦人科
2慶応義塾大学産婦人科
pp.10-16
発行日 1969年4月1日
Published Date 1969/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203725
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無痛分娩でありたいと願う産婦の心根はごく当然のものであろう.助産婦のそこに果す精神的支援と実際的な不安解消の指導力は大きい.しかし医学領域の進展もめざましく今や麻酔分娩は設備のととのった施設においては日常化してきているともいえよう.産婦側のそれへの期待も日ましに高まってきているのではないか.この問題の全容を捉えていただくべく,本特集を編んだ大きな理由である.
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