特集 訪問看護への応援歌
幸せな看取りを実現させるために
田中 まさ子
1
1㈳呆け老人をかかえる家族の会神奈川県支部
pp.17-19
発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100600
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痴呆患者も“当たり前”な最期を
―ぼけ症状のある人の介護は,それは大変です。やってみなければ分からない…と言っても言いすぎではありません。―これは(社)呆け老人をかかえる家族の会の入会案内書にある最初の言葉です。1980年1月に発足したこの会は,孤立無援の状態であったぼけ症状のある人との生活を家族同士が寄り添うことで励ましあい,助け合う組織として活動が始まりました(2002年現在40都道府県に支部)。
神奈川県支部では,まずは体験を話し合い,社会福祉協議会の援助を受け「『呆け』をご存じですか」という「呆け」の理解と介護の手引き書(県内初の介護読本)を発行しました。
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