特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ
臨死期の対応
看取り
田中 雅之
1
1東北大学大学院医学系研究科医療倫理学分野
pp.1778-1781
発行日 2018年10月10日
Published Date 2018/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225847
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎医療者が看取りを行うことは,日本で今後20年間増え続けることが予想されている.
◎看取りに関して,教育を受ける機会が日本にはあまりない.
◎死亡診断時の医師の立ち振る舞いは,遺族の悲嘆に大きく影響を及ぼすと言われている.
◎家族の看取りの辛さと満足度を決定する因子は,「患者の苦痛を気にかける」「患者への接し方をコーチする」「患者に意識があるように接する」「家族が十分悲観できる時間がある」である.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.